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SDGs 2018年9月号 人材開発を通じた持続可能社会の実現

  9月(長月) 24節気 ⇒9月8日(土)〜白露・9月23日(日)〜秋分

2年後はどうする?空港での新たな問題

愛知県で40度を超える記録的な猛暑日からスタートした8月でしたが、皆さんはどのようにお過ごしになられたでしょうか。アジア競技大会、通称:アジアオリンピックも開催されましたが、過去これだけメディアで同大会が取り上げられることはなかったのではないでしょうか。東京オリンピックを再来年に控え、スポーツ全体に対する関心が高まっていることもありますが、アジア勢の各競技レベルの向上も関わってきていることは間違いないでしょう。近隣のアジア勢が盛り上がれば、2年後の東京オリンピックもさらに来日客が増えることが期待されますが、新たに懸念されている問題があります。

それが空港での「スーツケース置き去り」です。成田空港をはじめ関西や中部でも年間250以上(2017年)が廃棄に近い形で置き去りにされ、その数は2013年と比較して2倍以上となっています。旅行者は荷物を減らすため、大量に買ったお土産を新しく購入したかばんやスーツケースに詰め込み、古いスーツケースを捨て去っているそうです。

廃棄やリサイクルをするにしても、遺失物扱いになるため、しばらくは保管しなければなりません。カギがかけられたものに至っては、爆発物が仕掛けられている可能性など保安上の問題があることから、簡単に処分というわけにはいかず、対応コストがさらに増してしまいます。

現状は一定期間を経た後、落とし物と同じく入札で売却されるなどの対策がなされていますが、まだまだ手配に追い付かず保管場所が圧迫される状況です。来る二年後に向けて、新たな取り組みが期待されています。

人材開発を通じた持続可能社会の実現
〜一般社団法人サステイナビリティ人材開発機構「Sus-Pro」の設立〜

グレイスはこれまでにも学生や社会人向けの勉強会や大学や学会などと連携した就職イベント、そして新卒向けの環境ビジネスに特化した合同企業説明会「エコリク」を開催し、環境ビジネスに興味関心のある人材の就職支援に様々な形で取り組んでまいりました。
「環境ビジネス」という言葉の定義は年々曖昧になりつつあり、全ての産業が地球環境、そして様々な社会課題を解決することをより強く意識するようになっています。
その世界的な潮流を代表するものが、2015年9月の国連サミットで採択された「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」SDGsでしょう。

明確なゴール、成功像が描きづらくなった現代において、世界共通の課題を認識し、世界が相互に依存しあっているということを認識することは大きな意味があります。
省庁間や国と自治体の壁を越え、公共セクターと民間セクターの垣根も越えた形で、NPO・NGO、有識者、民間セクター、国際機関、各種団体、地方自治体、議員、科学者コミュニティ、協同組合等、広範なステークホルダーとの連携が、SDGs達成には必要不可欠です。その中でも、多くのリソースが集まる企業(民間セクター)に期待される役割は大きいと言われています。

グレイスは、設立当初より働く人が環境問題への意識を持ち、社会との関わりを考えながら、自らの仕事に「やりがい」と「可能性」を見いだして活き活きと働くことが、企業を、ひいては社会を変えていくという「グリーン雇用」という考え方、ワークスタイルを提唱してきました。人材ビジネスを通じて持続可能な社会の実現を目指してきた私たちにとって、SDGsは既に多くの共通点があります。
改めて、SDGsを実現するために私たちにできることは何だろうかと考えました。その結果、具体的な17のターゲットの中で、いずれの課題達成においても鍵となる「パートナーシップ」を推進する必要があり、そのためには、あらゆるステークホルダーと連携するための新たな組織を立ち上げる必要がある、という結論に至りました。

そこで私たちは、多くの方々のご協力のもと、一般社団法人サステイナビリティ人材開発機構(Sustainability Professionals Development Organization)を8月に立ち上げました。

サステイナビリティ人材開発機構、通称「Sus-Pro」の活動は「サステイナビリティ人材」とサステイナブルビジネスを展開する企業・団体の支援です。上述の通り、SDGs達成には企業(民間セクター)の役割が大きく期待されています。企業を動かすのは人材であり、サステイナブル社会を実現するためには、環境・社会と企業の長期的価値創造に必要な統合思考、社会課題解決に向ける想い、そして、それを実現するスキルを持ち、持続可能な社会の実現に自ら積極的に貢献しようとする人材が必要です。このような人材を、Sus-Proは「サステイナビリティ人材」と称し、様々な形で支援を行ってまいります。
具体的な支援策としては、現時点では以下の通りです。

  • ◇ 環境産業・サステイナブルビジネスに特化した就職イベントの企画・運営
  • ◇ SDGsやCSR/CSV領域に関するセミナーの企画・運営
  • ◇ サステイナブルビジネス(環境ビジネス)就職相談会
  • ◇ サステイナビリティ人材のキャリア開発のための情報発信
Sus-Proの支援策

今年度は12月に開催される環境分野最大の展示会「エコプロ展」において、特別セミナーも企画しております。法人企業や学生向けの支援が中心となりますが、今後は変化するビジネス環境を見据えた個人の働き甲斐やワークスタイルなどもご一緒に考えていくことも予定しておりますので、サステイナブルな社会実現に積極的に参加したいと考える個人の方のご入会もお待ちしております。

皆様と共に、力を合わせて、SDGs実現に向けたより良い活動を行っていけるよう運営に励んでまいります。Sus-Proをどうぞよろしくお願いいたします。


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