職務経歴書の書き方
職務経歴書は、履歴書同様に書類選考で重要な書類です
決まった形がないので個性が出る分、文章力や書類の構成スキルもみられます。仕上がり次第では、次に進めないことも・・・
またこれまでの経験や応募職種によって、記載すべき内容も異なってきます。
応募先企業の人事・現場ご担当者が納得する職務経歴書を書く上でのポイントについて、解説します。
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記入例とポイント
① 職務要約
職務経歴を200字〜300字程度で簡潔にまとめる。応募先企業・求人に合わせた実績やスキルを中心に記載する。携わったプロジェクトの中でも特にアピールしたいものは職務要約にも概要を記載しておくとよい。
職務経歴の本文を書き終えた後に取り組む方がスムーズに作成できる。
② 職務経歴
- 会社概要欄には事業内容、資本金、売上、従業員数等を記載する。
- 経歴欄には、業務内容や役割、どんな規模のプロジェクトに関わったかなどを細かく記載する。同じ企業で部署異動をした場合は部署ごとにまとめる。
当該職種の業務であるプレゼン資料の作成、レポーティングスキルを見られるのが履歴書や職務経歴書である。たとえコンサルやアナリストの経験がなくても、まとまりのある文章を書くよう心掛ける。基本ではあるが、誤字脱字はマイナス点になるため注意する。
自身の有する専門知識のPRは必須。(例)
仕事に直結する経験がない場合は実務経験だけでなく、大学時代、インターンシップなどすべての段階に遡り記載する。(後述の項目⑥大学時代の研究テーマ例 参照)
- 電力需給調整及びデマンド・レスポンス事業における関連制度分析及び逆潮流アグリゲーションビジネスの促進
- ○○地域における広域電力市場形成プロジェクトの形成、実施に向けた調査、分析、援助戦略策定
- 再生可能エネルギー導入予測及び系統接続に関するデータ解析及びデータ処理の自動化 (R)
- 調整力市場及び排出権取引市場における市場モデルの構築とシミュレーション(GAMS, VBA)
携わったプロジェクトについて、担当フェーズ・役割・開発環境も含めて記載する。
特に異業界に応募する場合は、採用担当者が仕事の規模や難易度をイメージしやすいように、固有名詞や数字などの情報を盛り込むとよい。