今後どういった人物と一緒に仕事がしたいか、また、求めておりますでしょうか。
何にでもチャレンジする人物が一番重要ですね。そういう気概さえあれば、私どもには教える人は数多くおりますので、後はどうやって技術を伝えていくかという問題になります。関係機関と調整する機会は多いですから、コミュニケーション能力と論理的な思考ができる人、この点も重要と考えています。
何か問題が生じたときに、課題を設定してそれをどうやって解決するかというロジカルシンキングができる人材が非常に重要だと思っていますし、そういった方と一緒に仕事を進めていけると良いと思っています。
環境ビジネスへ就職・転職を考えられている方へアドバイス
環境ビジネスは今後も拡大すると思います。地球温暖化対策として、日本は2050年でCO2を80%削減する野心的な目標を掲げています。この目標を達成するためには産官学が協力する必要があります。地球温暖化は既に実際に起こっているものとして、どの程度の影響がどういったところに出るかという影響予測と、それに適応していくにはどうするかという適応策が今後重要になると思います。これをビジネスとして実施する場合は、環境やエネルギーの深い知見やノウハウが必要になります。また、海外への展開も拡大していく必要があると思っています。
責任が重い仕事ではありますが、我が国の政策の重要な部分を担っており、非常にやりがいのある仕事だと考えています。日本気象協会では、様々な分野で国の中心となる仕事を実施していますので、是非とも一緒に働きたいと思っていただける方を募集しております。
貴重なお話をいただきありがとうございました。
記事掲載日:2017.10.20
小玉 亮(こだま りょう)
- 1992年、日本気象協会入社、首都圏支社 環境調査課
- 2000年、首都圏支社 海洋調査課
- 2002年、九州支社 調査課長
- 2005年、本社 監査主幹
- 2006年、北海道支社 総務課長
- 2008年、首都圏支社 営業部長代理
- 2010年、本社 営業部長代理
- 2012年、本社 環境・エネルギー事業部 副部長
- 2017年、本社 環境・エネルギー事業部 部長